第2巻『授乳服薬指導 教科書』を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。第1巻と合わせて、皆さんの中に 「妊娠期も授乳期も支える薬剤師の判断軸」 が育っていることを願っています。
第1巻の「薬をやめないで」と対をなすメッセージです。授乳期の母乳継続は、乳児にとって 感染症予防・アレルギー低減・SIDS予防・愛着形成、母体にとって 子宮復古・乳がん/卵巣がんリスク低下 という、医学的に明確なメリットを持ちます。
これを「念のため休止」で軽々と中断させることは、薬剤師として誠実な選択ではありません。RIDを読み、LactMedを引き、母乳継続を支える ——これが本書の核です。
| 役割 | 具体的な動き | 関連章 |
|---|---|---|
| ① 母乳継続の擁護者 | RID<10%確認→「授乳継続OK」を自信を持って伝える | 第1章・第5章・第6章 |
| ② 情報源の翻訳者 | LactMed英文→患者・他職種に分かる言葉に変換 | 第3章・第4章 |
| ③ 助産師との橋渡し | 4職種連携の薬剤専門ポジション | 第7章 |
第1巻と第2巻、合わせて 500P×2=1000Pの実務書 を読み切ってくださった皆さんは、もう 母子継続支援薬剤師 の入口に立っています。
あとは現場で繰り返し、3軸フレーム+RID判定+カウンセリング技術を 言語化=アウトプット し続けること。本書はそれを支え続ける伴走者であり続けたいと願っています。
2026年 — 薬剤師りーこ